たたらに挑戦 その2
神奈川県平塚市 金旭中学校 科学部  2001.6.16

 科学部で砂鉄を使って鉄を作る実験を行いました。
 

今回はレンガとブリキ缶で炉作りました
耐火レンガに練った土で塗りながら積み上げました。前日の雨で乾燥させることができず、早朝から火を入れて乾燥させました。

羽口(空気孔)と送風機
実験用のスタンドで送風機を固定し、鉄管との間は、ガムテープで固定しました。

スライダックで風量の調節
どうもこれが原因みたいです。もっと風量を上げた方が良かったみたいです。

砂鉄と炭を交互に入れる
炭を満たして1時間予熱した後、炭と砂鉄を交互に入れましました。砂鉄の量は約15kg、炭は、全体で40〜50kgも使いました。

水で消火
中の様子を見るために、水を加えて慎重に消火。白い水蒸気が立ち上りました。少し冷えてから、上からブロックを外していきました。

羽口の近くに固まり
上の方は炭の形がそのままですが、羽口の近くは、固まりができていました。

磁石に着くものも
磁石につくものもありましたが、少し還元した状態の海綿状の鉄のようです。風を送る量が少なくて、温度が充分に上げられなかったのと、炉の乾燥が問題のようです。

あとで詳しくみてみます
今日は取りあえず解散。あとで詳しく見てみようと思います。次はどんな条件で実験をしようかな?

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