神縄断層と自然
静岡県小山町 1999.10.9

 山北の先の小山町には、神縄断層の露頭がよく見えるところがあります。ここが本州と伊豆半島が衝突している現場です。

林道を行くと断層の案内が

案内板のすぐ左が断層です

左が本州、右が伊豆半島

ジョロウグモ(左上がオス)

ホトトギス

ツリフネソウ 9/15.山北

 山北方面から246を西に進み、駿河小山で246から旧道に入ります。ゆるく左にカーブしてフジボウの門のところを右に曲がり、林道を1.6kmほど進むと林道沿いに神縄断層が見えてきます。ちゃんと立て看板がありましたので、誰でもすぐに分かるようになっています。

【案内板の内容】

神縄断層(かんなわだんそう)(伊豆半島衝突の現場)
 今から約1500万年前、伊豆半島は今の小笠原のあたりにあった島でした。それから少しずつ北上して約100万〜50万年前に本州と衝突しました。その後も北上を続け丹沢山地を隆起させているということです。
 垂直に走る一本の断層線をはさんで、向かって左が本州側で向かって右が伊豆半島側です。本州側は、丹沢山地を作る凝灰岩で伊豆半島側はれき層です。このれき層は約10面年前、丹沢山地から流れ出し、駿河湾に注いでいた河川(古酒匂・黄瀬川)がつくったものです。 小山町教育委員会

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