峠の鉱山跡・黄鉄鉱
神奈川県 秦野市 渋沢 2001.9.21
渋沢駅から峠行きのバスに乗って終点からしばらく行ったところに鉱山跡があります。台風で削られたあとで黄鉄鉱(FeS2)の結晶がいっぱい採れました。形は小さいですが「砂金採り」の気分で楽しむことができました。 白っぽい粘土をお皿にとって近くの小川でよく洗うと、底にキラキラと光るものが残ります。これが黄鉄鉱です。ここの黄鉄鉱は正八面体のものが中心ですが、よく見ると、正六面体や五角正十二面体のものなどもあります。 |
![]() 昔は石膏を採取していた時期もあるようです。 |
![]() 黄鉄鉱の結晶が付いた岩石 洞窟の下の小川に下りると白い岩石に小さなキラキラと光るものが見えます。 |
![]() 大きな黄鉄鉱の結晶 白い粘土を皿にのせ、川の流れの中で洗うとキラキラと光るものが残ります。1mm前後の砂粒が多いです。上の写真は大きなものです。10円玉と比べてみてください。 |
![]() 正八面体が基本 ここの黄鉄鉱は正八面体のものが多いようです。 |
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