神奈川理科サークル・6月例会の概要


藤沢市立村岡中学校 1998.6.26

林先生の「中学理科の雑学」


<神崎さんのメールより>

昨日(6/26)の例会は、細谷、岩堀、林、神崎の4人でした。

林先生の「中学理科の雑学」ということで、
1.握力で缶つぶし(スチールの小型缶で握力50kg重、チンパンジーは300kg重も
ある)

2.大きなアンプとスピーカーを背負ってきてくれて、定周波発信器で耳のテストをし
たところ、13000Hzまでしか聞こえない。岩堀さんがもう少し高いところまで聞こ
えていた。さすが若い。

3.自由落下の距離目盛りを利用して神経の伝達スピードをはかる。およそ、10m/s。

4.応用編で、クラスみんなで手をつないでやると5 秒前後で伝わる。

5.コイルの電流の向きを理解してもらうために、透明なホースに色水を入れてぐるぐ
るとコイル状にしたもの中を流す。当たり前のようでいて、なかなか気がつかない発
想の演示実験。

6.利き目を調べるお役立ち実験。知らなかった自分のことを知ることの喜びを感じま
す。盲点もそうですね。

7.人工おしっこを作って、味見をしました。ちょっと本物とは、ちがう味だぁ。
 尿 水 96% 尿素 1.7% NaCl 1.5% その他 0.8% 

8.水圧は四方八方から働くことを実感する実験。ビニール袋に手を入れて、水槽の中
にいれるとまわりから押されて水かきができたみたいな不思議な圧力を感じます。

その他、細谷さんと岩堀さんのミネラルフェアの戦利品を見せてもらいました。
骨格標本の出来上がり状態と塩素系漂白剤によって骨がぼろぼろになっちゃうよとい
う結論。

タシナーゼを分けてもらいました。
八ヶ岳の獅子岩の輝石を含んだ砂のプレゼント。
町田洋先生の「相模川の流域 大地の自然」のコピー、
県立教育センターの研修講座でやった「恐竜とかけっこ」のプリント、
細谷さんからビンゴ用紙をもらってきて、センターの研修で紹介することを了承して
きました。

岩堀さんと細谷さんが日大で解剖した羊の頭骨と角

細谷さんがミネラルフェアで手に入れた化石

岩堀さんがミネラルフェアで手に入れたナウマン象のきゅう歯

発泡スチロール半球(細谷さんが東急ハンズで購入)

黒板の上を走る自動車(裏側に磁石がついていて、絶妙なバランスで張り付いている)中村理科で購入

細谷さんの生徒用鉱物教材

ミンクの頭骨(左は漂白剤につけすぎてボロボロ)

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