ビュレット
使い捨て注射器を利用した簡易モールビュレットの製作と利用
【構造と基本操作】
以下のように簡単な構造で、ガラス玉の部分のゴム管を摘むように横に引くだけで1滴ずつ試薬を滴下することができます。
【作り方】
材料:ディスポーザブル注射器、ポリエチレン管、ゴム管、ガラス玉(または、オモチャのピストルの玉)
1、ポリエチレン管を8cm切り、中央部を炎からやや離して、管を回しながら熱すると透明になってくる。このとき、余り近づけて熱すると燃えてしまうので注意がいる。(2)のように膨らんだら静かに引っ張る。(3)の点線の部分で切断する。
2、切断したポリエチレン管の端を(4)のように炎の側面で回転させながら熱する。このとき多少燃えてもかまわない。すぐに使い捨て注射器の先に押しつけ圧着くする。(注射器の先の部分を太くし、ゴム管がはずれ難くするため)
3、接合した部分を強固なものにするために、接合部の盛り上がった部分を赤熱した針金で熱融着する。
4、(7)のようにゴム管の中にガラス玉を入れ、ノズルと注射器を結合する。
【中和滴定への利用】
1.基本操作
2.滴定の標準溶液の調整方法(ビュレットに入れる)
・0.1M 水酸化ナトリウム水溶液
水酸化ナトリウムの粒を4gをはかり取り、水を加えて1000mlにする。
3.試料溶液の調整方法(一回の測定に2ml使用する)
・0.1M 塩酸
濃塩酸8.3mlをはかり取り、水を加えて1000mlにする。(120倍に希釈)
・0.05M 塩酸水溶液
0.1M塩酸を2倍に薄める。
・食酢 10倍に希釈して使用すると良い。
・クエン酸を含む水溶液
アクエリアス、ポカリスエット等のスポーツドリンクは原液のまま使用する。
天然果汁のブドウジュースは、液の色が指示薬としてそのまま利用できる。
ブドウの果汁には、アントシアン系の色素が入っている。
酸性=紫、中性=灰色、アルカリ性=暗い緑色
・乳酸を含む水溶液
カルピスウォーター等は、そのまま利用できる。
・炭酸を含む水溶液
サイダー等がそのまま利用できるが、条件によっては気泡が発生しやすい。
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