ミニ熱気球
神奈川県平塚市 金旭中学校 科学部  1999.11.22

 科学部で、ポリエチレンのシートを使ってミニ熱気球に挑戦しました。

 


携帯コンロで熱風を送り込む
気球は高密度ポリエチレンのシートをセロテープで張り合わせたものです。下部は紙で縁取りをしてあります。

見事に上昇しました
手を離すと天井まで一気に上昇しました。

使用した養生シート
塗装などのマスキングに使う養生シートです。ビーバー登山で520円で購入しました。

シートは45cm×200m巻き
シートの厚さの表示はありませんでしたが、0.01mm程度の非常に薄いものです。

 

 新聞紙の熱気球に続いて、今度は、高密度ポリエチレンのシートを使って、室内用の熱気球に挑戦しました。

 使用したシートは、塗装のマスキングに使う「養生シート」です。ビーバー登山で45cm幅×200mで520円で購入しました。これを、セロテープで袋状につなぎ合わせ、下部に細く切った画用紙を付けました。今回は、熱源として携帯コンロを使いました。(本当は、細い針金でアルコールなどを付けたいところだったのですが時間が不足) 手を離すと、アッという間に天井まで上昇していきました。

 最近は、黒の高密度ポリエチレンの大きなゴミ袋を見たことがありません。調べてみると、園芸用でも黒いシートがあるようです。もし、薄いものが手に入れば、大きなソーラーバルーンにも挑戦できるのですが、これからの課題です。

 北淀高校では、文化祭で園芸用の黒いシートで(厚さ0.0125mmで1.5m×50mの黒いシート)を使って大きなクジラの形のソーラーバルーンを作ったそうです。

 また、シートの接合に、セロハンテープを使いましたが、シーラーを使ってシートを直接接着すると、もっと軽く作れそうです。シーラーはありませんが、シートを2枚重ね、その上にわら半紙を置いてハンダゴテでゆっくりなぞるとシートが接着しました。でも、タイミングが微妙で、コツをつかむまでにはもう少し時間が必要です。次回は、この辺も改良していきたいです。

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